10月18日岩見沢北村の鉄板沼・ふれあい公園沼にて、令和2年度の最終戦が繰り広げられました。当地の通称鉄板沼は趣ある釣り場で、毎年のように最終例会に選定されます。ふれあい公園も足場が良く、好釣果となることもあるため選択に入れながらの作戦会議となりました。近年、鉄板沼への入釣者が少ないようで、入釣場所の確保が難しくなっており、各会員は、前の週から笹を刈ったり、水草を整えたりと、釣りより時間をかけて場所を作る方も。みなさんの努力で、入釣しやすい状況となり、6時のスタートをきることとなりました。各会員、思い思いの場所に散らばっていきます。まずは、全会員鉄板沼に入った様子。鉄板沼は入るポイントによって、水深が変化にとんでおり、季節や当日の天気と風向等を考えながら、ここぞと思うところに釣り場を決めます。私も、例会前の一週間はかなりシミュレーションし、沼の下流側に入釣、朝の冷え込みもあり、なかなかウキは動きませんが、それでも30分ほどで8寸くらいのへらぶなが竿を曲げました、慎重に・・ タモで救おうとしたとき、タモ枠に針にかかったへらぶなが接触してしまい痛恨のバラシ・・ 「なにやってんだ」って自分で自分を戒めます。しかし、この時点では、「このあと たくさん 釣るから いいか」 なんて、後で何倍も後悔するとは思いもせず・・ その後も、非常にアタリが少なく、渋い感じ。しばらくしてようやく一枚目、しかも型が良く、フラシ(魚をいれておく網)をおろすことができました。 またしばらくして、一枚追加。型が良いです。「ニンマリ」・・。 陽が高くなりましたが、気温は低く。なかなかアタリが出ません。エサを柔らかくしたり、ハリスを伸ばしたり。タナ(ウキ下の長さ)を上げてみたり、底につけたり・・。まったく、反応がありません。 おかしいな、こんなはずでは。 少し離れたところに入釣した会員は、ポツポツと追釣してます。型も良さそうです。 しばら~くして1枚。釣れるのは、全部尺前後の良型。ただ、枚数がぜんぜん伸びません。自分のありとあらゆる引き出しを探り、なんとかするべく対応しますが、まったく釣れません。水面には時折泡付けもあって、ウキもわずかに動きますが、まったく追釣できませんでした。それでも後半暖かくなれば、釣況も変わるはずと自己激励。そして残り2時間になるところで、竿が大きく絞られました。「なんだ?」次の瞬間、その魚は水面を割って大ジャンプ。うわ~「ギャングだぁ・・」。正確には測っておりませんので推測ですが、針を外すのにも手こずるほどの、巨大 ナ・マ・ズ。60cmくらいですかね。測ったらもっとあるのかな? ナマズ釣りもブームだしな・・トホホ。 14時の終了までガンバリました。残り10分でパタパタ釣れるなんてことも過去にはあって・・しかし、当日の鉄板沼の女神は私には微笑まず・・最終戦を終えることとなりました。 釣果6枚。 型は尺前後で平均400g。 さて、上位はといいますと、優勝は30枚オーバーで重量も8kgオーバーと見事な釣果。もっと凄いのは、2着の16枚で8kgオーバーと、鉄板沼らしからぬ大型主体のビックリ釣果。優勝者は沼の内側、橋からカーブに近づいた辺り、2着は倉庫の右でした。私が入会してからしばらくは、鉄板沼といえば小型の数釣りが主でしたが、今日のへらぶなの大型化は何を意味するのか? ともあれ、無事にシーズンを終了できたことは、良かった、良かったと悔しさを紛らし、来シーズンのリベンジを誓う一日となりました。 年内はあと一月半、氷が張るまで釣行しますので、そんな情報もアップしつつ、新たなお仲間に会える機会を作るべく、情報発信していきま~す。kaitoman