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 今季も残り2戦となりました。10月に入り、朝夕の気温も少しずつ低くなりました。それでも、以前と比べると、ずいぶんと暖かく感じます。前の週から試釣が各所であって、絶好調ではないも、ある程度の釣果は期待できそうな雰囲気。今季は5時にスタートとなりました。さて堤防から各会員の入釣状況を見てみると、1番目の沼と2番目(1番寄り)が人気のようで、昨年の結果が反映された様子、車を進めると、2番目の3番寄り堤防側は、予想に反して人気薄でした。念のため3番目に入る事も頭の中にはあったんですが、車をUターンして2番目(3番寄り)に入る事に決定、道具を担いでポイントへ向かいます。先行していた会員へ声をかけ、水面をみるとモジリもあって良さそうな感じ。6時、実釣開始です。懸念していたジャミ(ウグイ・クチボソ等)は、ほとんど気にならない状況、早めの手返しで15分程で1枚目がタモに収まりました。好スタートです。いつもより大きいタモを準備しましたが、ヘラブナの型は7寸程度、少~し北東寄りの風が吹き始めましたが、釣りずらい事もなくポツリポツリと釣果を重ねます。7枚になった頃、周りの釣況と比べて良い様子で、ここから一気に型が良くなりました。スーパージャンボは無いまでも、尺~尺2寸が連発。アタリは弱いのですが、合わせるとガツン!重量感のある引きがたまりません。20枚を超えた頃で一段落となり、ポイントを的中できた優越感と言いましょうか・・・。頭の隅で、土手の上の車まで少し距離もある。以前から試す予定としていた流れで、魚を運ぼうと。カウンターが30枚になって終了時間。満足の釣果で、竿を片付け、道具をバックに入れ、今回から、釣台も先に片付けようと。釣れた魚を入れてあるフラシ(魚を入れておく網)に金具を付けて、片方は陸にピンを打ってそちらに引っ掛けて、フラシをネジってと。ずべて順調そのもの、ゆっくりと車まで道具を運び、気分揚々釣り場に戻ります。バッカンも2つ用意して水を汲んで、さあフラシを陸にあげる時、いつもなら魚の重さを感じ、フラシの中のへらぶながハシャグはず?・・・・・あれ?・・・えぇぇぇって、釣ったはずのへらぶなが、2枚だけになってる。とっさにフラシが破れていたかと確認しましたが、無傷。何がおこったのか皆目見当つかず。気づいたら座り込んでいました。例会への参加も相当回数となりますが、こんな事は初めての出来事。諸先輩からミンクに取られた、カニに破かれたといったお話は聞いておりましたが、何れにも当てはまらず・・・。検量には全体的に好釣の会員が多く、ビカビカの良型がたくさん持ちもまれ、優勝は11kgを超える結果となりました。閉会後のランチタイム。いろいろと好釣・不釣の話で盛り上がりますが、何も耳に入りません。「口が空いたままだよ」声をかけられて、呆然とした時ってホントに口が閉まらないんだなぁって・・・  フラシを何度も見直し、結果からすると簡単なミスをしてしまった事で、今回のような大失敗となった次第です。「逃げてったへらぶな達、元気にしてるかなぁ」 次は最終戦、聖地 鉄板沼です。      by kaitoman