今季後半戦のスタート、夏の茨戸です。気温は過ごしやすく経過、降雨が多い事もあってか水位は高めのようです。 前週に試釣した際は、お腹一杯になる程のウ・グ・イに閉口。例会当日も苦戦が予想されました。 4時30分スタート。 この時季は南風の日が多くなるのが例年ですが、北西の風向き予報で本日も真夏日にはならない様子。風向きを考慮して入釣ポイントを絞ります。 期待を大にして生振へ・・ 風が背中からくるように座をかまえました。 いざ実釣。 相変わらずのウグイの猛攻が始まります。我慢していればへらぶなが寄って、ウキの動きが安定するまで粘れるかが肝になるところですが、エサを打ってウキが立つ前にひったくられる程の状況。諦めたくはないのですが、余りにも強烈・・ 移動を決意するも、「さてさて 何処に移るか」 さんざん迷って、決め手があるわけではないのですが花畔大橋の下流側へ。 すでに8時を過ぎており残り5時間弱。 風向きは背中方向からで、竿は振りやすく・・ 釣りを再開すと、やっぱりウグイのやる気が強いです。 さすがに再移動はないので、エサをいつも以上に硬めに仕上げて40分くらい経過したでしょうか、ウキの動きが安定してきました。「これは もしかしたら」 ギュン! 合わせた瞬間、一気に沖に走られハリスが切れました。底に近づけていたタナを10cm程上げて3打目に強いアタリ! ようやくへらぶながタモに収まりました。 型は大きくないですが、貴重な一枚。  その後、ポツリポツリと釣果を得て、へらぶなが薄くなるとウキが馴染まず。我慢しているとウキが安定し、へらぶなが釣れるパターンで18枚の釣果で終了となりました。 いやはや、苦労した分18枚でも、とても充実した結果となった例会でした。 検量時になって各会員から情報をうかがうと、例会の上位入賞者は花畔大橋の近辺から出ており、40cmオーバーも数枚持ち込まれ、中にはお腹の大きい?おそらく抱卵している個体もありました。 優勝された方からも、ウグイの猛攻に対してグルテン系のエサが使えず、マッシュ主体のエサで対応されたとのエピソードでした。ウグイにお悩みの方、参考になればと思います。   次は、8月の貞広沼。さてどうなりますか。 by kaitoman