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 令和5年、今季も例会シーズンの開幕です。今春の桜前線はとても早く、すでに発表された開花宣言の後で開幕戦を向かえることとなりました。しかししかし、前週あたりから週末に気温が下がる周期で風も強く、今ひとつ釣況が芳しくないとか。例会場所となる茨戸湖・篠路川では事前の試釣でも全体的に低調との情報がほとんどで、ワクワク感に欠けるスタートとなりました。 さて、予報では西寄りの風が強く雨の予報もあって、まずは気象条件に合わせた入釣場所の選定、かつへらぶなの気配があればなんて贅沢な事は言えないんですが、このところ同じような風向だったため短時間竿を出して感じの良かったポイントへ向かいます。雨が降る前、ポツリポツリとモジリがあって、「今日はここかな」と準備に入るころ雨が降り出す状況。エサ打ちを始める頃には風も強まってきました。「浅めのほうがいいか」と試釣場所より左に陣取りますが、やや水位が下がった事もあって、予想よりタチ(水深)が浅く、不安ながらも実釣開始。一時間半ほど経過。釣況は、たまにアタリがあってウグイが釣れる程度。仕切り直しで、試釣ポイントに近づけて再スタートして30分程でようやく一枚目がタモに収まりました。まずは一安心。エサ打ちを繰り返す中で、アタリも増えてきました。釣れるへらぶなは平均型も良く上々ですが、時折突風が吹き、霙が交じって「あれ?雪?」となる時間もあり、なんともタフなコンディション。徐々にペースは落ちる中本日一番の良型が竿を絞ります。ちょっと立ち膝にって姿勢を変えた時、完全に右足が攣りました。へらぶなを釣りながら右足が攣ってる何とも情けない状況ではありましたが、悶絶しながらも良型をフラシ(魚を入れておく網)に収めて、終了時間の少し前で本日は終了です。並びでもそうでしたが、へらぶなの回遊が1.5本ほどの水深のあたりだったようで、それより深くても浅くても良くなかったようです。優勝・準優勝は生振のパークゴルフ場の左手、ともに10kgオーバーの見事な釣果でした。