第8戦は砂取沼(中津湖)。前日までの試釣では、芳しい情報がなく苦戦が予想される中、4時30分スタート。一時代前までは、大きい沼に入釣する会員が一定数いましたが、川からの水流が強まり、近年は丸沼に集中傾向。北寄りの風向が予報されていることもあって、例年人気となるホソを背中にするラインは入釣する会員が皆無、みなさん北面から西面に入釣となりました。 入釣時、モジリも散見され、はやる気持ちを抑えながら準備を整え、実釣スタート。エサ打ちを繰り返す中、ポツポツと竿が弧を描き始めます。不安視されたジャミ(ウグイ等)も思っていたより随分とおとなしく、順調に追釣します。 時間が経つにつれて、少しづつ水位が上昇してきました。へらぶなの活性も同様、良型も交じって程よい釣れ具合。加えて、北からの天然クーラーがなんとも快適でこの上ない状況でした。 前半は底付近で釣れていましたが、後半は、ややタナが上昇した様子で、浅めにシフトして良型が揃う釣況でもあったようです。 優勝者は、北面の中央ややホソ寄り、57枚9kgオーバーと、盛夏としては上々の釣果となりました。 今年の例会も3分の2を終了。 少しの間、お休み期間があって、次回は9月の北村から再開です。 by kaitoman