第11戦は三連湖での例会。ここ数年は10月の前半に組まれる事が多くなっていますが、シーズンの前半も良型が期待できる好釣り場。例会前週の纏まった雨で濁りが入り、落ち着く前に降雨があって、画像でご覧いただけると思いますが、平時に比べて濁った状況での開催となりました。 日の出も遅くなり、5時30分スタートです。日中、南寄りの風がやや強まるとの予報に合わせ、2番目の沼の南面に人気が集中した様子です。当方は今までに入釣歴がないポイントで釣ってみたく、3番目の沼の南東面に向かいます。ポイントに到着すると、沖目ではありますが、いかにも良型を思わせる良いモジリ(へらぶなが水面で翻す様子)が・・・ 水位が落ち着いて釣り台はかけやすくなりましたが、減水傾向がどのように釣況に影響するか? 16尺の竿で、タチ(水深)が竿2本半、底から10cmほど切ったタナで、6時過ぎにエサ打ちを開始します。懸念されたジャミ(ウグイ等)は大人しく、この釣況であれば、へらぶなが寄りさえすれば・・・と。しばらくエサを打ち返すと、ウキのまわりで泡づけがあり、ウキにもサワリが出始めます。いつ強いアタリが出ても良い感じなんですが・・・ すこーしジャミが寄って弱いアタリが・・・。 少しして、ウキがすんなり馴染んだ次の瞬間、2節ほど強く鋭いアタリに合わせ、竿が弧を描きました。良型特有のずっしりとしたトルクのある引きに対応し、待望の1枚目をタモに収めてフラシ(釣れたヘラブナを入れておく網)を降ろし、さあこの調子で・・・「今日はこんな良型が続くと思いました」
ウキの動きも、ジャミの寄り具合も大きく変わったわけではなないのです。 しかしながら、ジャミのアタリの中で時折強く出るアタリは、ことごとく鯉。大中小の鯉鯉々。マブナが一匹交じりましたが、とにかく鯉の猛攻。タナを上げて対応すると、アタリ・サワリが乏しく、深めにシフトすると鯉、コイ、こい。 前段の良型が、本日最初で最後の釣果となり、終了の13時となった次第です。検量場所に向かうと何処のポイントも厳しかったようで、優勝は2番目の南面、クビレより3番目に近い側で、例年好釣果が出るポイントですが、画像の通り3枚の良型での優勝!釣れればデカいポイントと、中型数枚におわったポイント。ホントに厳しい釣況の一日となりました。 さて、今季も残すところ最終戦のみとなりました。 鉄板沼とふれあい公園沼での例会となります。 ご期待ください。 by kaitoman