
2025開幕戦は、昨年に引き続き巴沼での例会。江別市と岩見沢市の境界に位置する旧石狩川。一週前の試釣時は水位が高く満水状態で、釣果の情報も軒並み好調と期待を大にして前日の下見に・・・。

当地に着いて唖然としました。 夏季から秋季にかけて水位が下がる当地ですが、春にここまで低水位になるのは私は初めての事で、本来なら陽ざしに誘われるようにハタキ(産卵)が散見されるタイミングなんですが、まったくの気配なし・・・。 加えて、例会当日は西寄りの風が強まる予報とマイナス要素溢れる中で、当日を迎えました。
5時集合。会員の皆さんとは数カ月ぶりにお会いする方も多く、「今年もよろしく」の挨拶早々に、例会のスタートとなりました。 さて、強まる予報の風向きを考慮して、沼の下手に向かいます。水位の高い時でも割合水深が浅めのポイント、準備の前に立ちこんでみますが、かなり沖まで浅いまま変化のないようで期待薄と判断。車を再発進して、北側の舗装道路側のポイントへ。駐車スペースを確保し準備にとりかかります。 竿を13尺とし、タチ(水深)を測ると、竿1本弱の所にウキ止めがある状態で減水状態でも十分な深さを確認できました。 6時過ぎにエサ打ち開始、バラケ性を意識した新べらグルテン主体のエサで寄せるイメージで打ち返します。南寄りの風、そして雨が・・・。 雨が弱まって、西の空が明るくなりだしたころから強烈な西寄りの風に変わりました。風と波と・・そして流れがつきはじめ、非常に釣り辛い気象の中でねばっていると、ようやくアタリが出て尺クラスが玉網に収まりました。 ここから流れがさらに強くなり、アタリが乏しいため普段は殆ど試すことのないドボン(外通し)にチェンジしてみます。ウキ下を調節して、ウキのトップが水面に出るようにして再スタート! ウキが流れなくなり水面から出ているトップが波にもまれ見え隠れする状況ですが、すぐに反応が出始めて追釣に成功。「いや~ドボンで釣ったの何年振りだろ」ってくらい新鮮な時間となりまして、その後もポツリポツリと釣果を伸ばすことができた事にビックリでした。 いろいろと発見もあって、久しぶりに引き出しが増えて、普段の釣行時にも探求しようと。 予報にはなかった太陽が出る時間もありましたが、ホントに厳しい条件の中13時、終了となりました。

優勝は北側の舗装道路下、止めと石狩川温泉跡の中間程で8.1kg、2位は同じく北側の舗装道路下で優勝ポイントより石狩川温泉跡に近い側で6.9kg、3位は南側の水門付近で5kg台と、減水が懸念される中でしたが、みなさんしっかり釣ってくるのは「さすが」といったところでした。 さて次回は、茨戸湖での例会、昨年のような大爆釣はあるのか、みなさんお楽しみに! by kaitoman & noikeoji numaoji
北海道野べら釣り研究会では、へらぶな釣りを一緒に楽しむ会員を募集しています。 年会費(12,000円)がありますが、会費以上にへらぶな釣りの情報が得られ、例会でしか味わえない喜びや悔しさ、そして釣友がたくさん増えます。 ぜひお気軽にお問合せください。 kaitoman4997@gmail.com 阿部のメールです。