第3戦は伊藤沼(美唄市)。近年は大型が魅力の当地。春の好季に設定しての例会です。前回の例会以降、試釣された会員よりポツリポツリと情報が・・。半日でアタリが2回、へらぶな1ナマズ1・・・なかなかに厳しい様子。たしかに良型が数枚となることも多いので、パカパカ釣れるとは思わないのですが、ジャミ(ウグイ等)もあたらないとすれば、辛抱・辛抱の一日になる可能性を想定しつつ当日を迎えることとなりました。 4時30分スタート。珍しく北東の風予報で3~4mとそれなりに吹くようで、気温も上がらず加えて雨予報。水面は概ねシーンとしております。例年安定傾向の田んぼ側に入るか、風向きを考慮して対面側にするか?出発時点まで決めておりませんでしたが、車を発進させて対岸へ向かいます。沼の東側、中央より下手の道路脇草地に駐車し、水辺近くまで斜路になっているポイントへ、岸の形状で北東の風には対応しやすそうで入釣を決定、準備にとりかかります。竿を17尺とし、タチ(水深)を測るとウキ止めが竿1本と3分のところでウキのトップが水面に出る状況、底付近を狙うイメージでエサ打ちを開始します。エサはマッシュ系のエサにグルテンをブレンドした通称グルマッシュ。エサ打ちを繰り返しますが、ウキの動きにに変化がないまま時間が経過、ホントにアタリがありません。沖目でモジリ(へらぶなが水面で翻す様子)が一回、巨ゴイのクルージングが時々、開始から5時間たった頃、馴染んだウキが抑え込まれるアタリをとって待望の一枚目!フラシ(釣れた魚を入れておく網)に入れるまで緊張・緊張、ぎこちないったらこの上ない状況でしたが、追釣を信じてエサ打ちを再開します。13時の終了まで、明確にウキが動いたのは5回。釣れた時以外は、スレ(口以外に針が刺さること)が1回途中でバレ(針が外れること)てもう2回もおそらくスレ(姿みず)1回は空振り、結局最初で最後の釣果で終了です。後半ウキの近くでモジる事もあったので、激・激シブな状況なのか? 検量場所に着くと、釣果ありが数名との事。しかも全員1枚ずつとは、永い例会史でも稀なことでしたが、

 検量時も雨が降り続き、傘を差しあいながら、あっという間に終了。会員全員で4枚の釣果。これも例会です。

 伊藤沼は良い時にあたると、45cmを超える大型に出会える魅力ある釣り場です。毎年、周りの農家さんに良くしていただいてます。田植えや稲刈りのお忙しい時もありますので、釣行時の駐車等少々気を付けて入釣願います。 ゴミは持ち帰りを!

 今回は、非常に厳しい一日となりましたが、次は数年ぶりに雁里沼での例会です。復活か、それとも連続ドボンか?本ページをご覧の皆さま乞うご期待ください。

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 by kaitoman & numaoji noikeoji & 淡水魚釣相談室長