早くも最終戦となりました。鉄板沼とふれあい公園を対象とする例会です。

 今季は年間のタイトルが、本例会の結果までもつれる混戦となり、ヒリヒリした最終戦。前週の試釣時、濁り気味の鉄板沼では小型主体に釣果があるも、ふれあい公園では、クチボソのやる気が強くて釣果は今ひとつでした。例会前日になると、ふれあい公園の釣果が上向き、鉄板沼は濁りが落ち着いていない状況で、釣れなくないが型が小さいとの事。情報が多い分、入釣場所の選択が悩みどころでありました。 夜明けが遅くなり、最終例会は6時スタートです。 蓋をあけてみると、概ね鉄板沼とふれあい公園半々に会員が分散となりました。南寄りの風予報を考慮した会員が多い中、勝負をかけて向かい風を覚悟して座を決める会員もいて、この選択が毎回ドラマを生むこととなります。 当方、ふれあい公園を選択、四阿のあるポイントから道路下に向いて座を構えました。タチ(水深)が浅めですが、太陽が出る予報なので、水温の上昇が期待できる後半に勝負になればとの算段です。 朝の冷え込みのせいか、エサを打ち始めてしばらくはアタリをもらえず経過、周りのフラシ(釣れた魚を入れておく網)が降りた後、当方にも一枚目の釣果が。その後も順調に釣果が伸びますが、やはり小型主体の釣果でした。 それでも小気味よく竿を絞り込む引き味を楽しみつつ、予報より遅れて南風が吹き始めました。気温も暖かくなってきましたが、へらぶなの寄りが今一つ、見える範囲でもポツリポツリと釣れているようです。エサを変えたりタナを調節したり、何とか安定した釣況に近づけようとしましたが、思い通りにならないのもこの釣りの魅力でもあります。14時終了、検量へ。 道具を片付けながら伺うと、西面の会員の最高は33枚とか、自分も33枚。あとは型の勝負か。検量場所は、ワイワイ盛り上がってます。タイトルのかかった会員の検量を最後に回して・・ 鉄板沼は全体に厳しかった様子、その中でピンポイントに良型を揃えた会員が2位と4位にくい込みました。優勝はふれあい公園、東面に入釣し33枚と同枚数が3人となる中でトップを奪取。優勝と3位、5位、6位が、ふれあい公園という結果となりました。 

 この結果、今季のタイトルが決定し、歓喜に沸く成績発表の一幕。へらぶな釣りの魅力に、楽しみながら競い合い、スリルを味わえる例会の魅力を改めて感じつつ、心地よい疲れを感じながら、当地を後にしました。 残りは数年ぶりの納竿会。 盛り上がるひと時が近づきます。 by kaitoman