第11戦は三連湖。今季も終盤となりました。短い時間にザっと降る雨の日も多く、前回の例会以降に著しい増水があったようで、一週前の状況は全体的にカフェオレのような水色。試釣をためらった会員も多かったようです。例会前日、水色も平時に近づき、多くの会員が思い思いのポイントを攻めたようでした。三番目の前評判が今一つ。例会当日は南寄りの風予報で、昼頃に雨と雷とか。日の出が遅くなり、5時30分スタートとなりました。

 前日良かった一番目の鉄柱ポイント、風向きを考慮して二番目の畑側、勝負に出た堤防側への入釣と、程よく分散した様子。 例年好釣果となることが多い二番目の広くなった畑側、車から距離もあり、アップダウンのおまけもあって躊躇してしまうこともあるのですが、数年ぶりに向かってみました。伸びた柳の枝、少々手入れをして座をかまえました。快晴の中、17尺を継いで、タチ(水深)を測ると竿1本半ほど。エサを打ち始め、しばらくするとウキに反応が出始めますが、合わせるようなアタリは少なく寂しい感じ。向かい風のポイントの会員がフラシ(釣れた魚を入れておく網)を降ろし、左手の会員も追随します。当方は相変わらず静かなウキを眺めつつ、エサのタッチをあれこれ試す中、落ち込みのアタリで良型が竿を絞りタモに収まりました。しばらくたってウキがフッと浮き上がる喰い上げの変化で、35cm前後の美べらを追加、アタリは少ないものの時折回遊してくる良型が竿を絞ります。11時過ぎ、西の空が暗くなってきました。予報が当たるようです。ほどなくゴロゴロと雷鳴が響き、ポツリポツリと雨が落ちてきて、風が吹いて一気に土砂降りに!それほど長い時間ではありませんでしたが、対岸が霞むほどの強い雨。そのあとは少しヒンヤリして日差しが戻ってくれました。13時終了です。

 結果、鉄柱ポイントへ入釣した会員が20枚に迫る釣果で準優勝、私13枚でしたが、型がまとまって優勝いただきました。3位も二番目の沼の広くなって一番目を背にする向きでの釣果です。全体にコンディションの良い魚が多く、38cmを超える良型も散見される釣果となりました。

 今季も残すは聖地・鉄板沼とふれあい公園沼での最終例会。 ふれあい公園の爆釣はあるのか?   10月15日 決戦です。 by kaitoman