秋の気配

約一カ月の間が空いて、第9戦は砂取沼(中津湖)です。 

例年、夏季休暇を連日のように砂取沼で過ごす会員も散見されるこの時季ですが、今季は高い湿度と気温が続いて、空調設備の整うほうへ足が向いてしまうほど、酷暑・猛暑の連続でした。雨量が一定程度多く、沼の水位が高くなるタイミングで、好釣果もあったとの事、5時に集合し順次スタートとなりました。

例年人気となるホソを背にした丸沼のポイントは概ね埋まり、北側の流れ込み寄りにも数名が入釣、西面には一般の入釣者も多く、丸沼は沼全体に入釣者が入った状態で、大沼のホソにはレジェンドが単独で入釣したとの情報。朝一の丸沼はモジリ(へらぶなが水面で翻す様子)も多く、期待度満点!実釣の準備をしていると、「ザバーっと」水面に大きな着水音。カワウの朝食タイムとなり、モジリはすっかり消えてしまいました。

ほどなく満腹になったのか?カワウは飛んで行きまして、エサ打ちを開始します。前評判では、浅いタナで釣れているとの事。ウグイ等のジャミの活性が高い中、ほどなく周りの方が釣れだします。型はそれほど大きくないようですが、賑やかな声も届いて、好釣のようです。久しぶりにカラッとした北海道らしい風が心地よく、少しだけ秋の気配を感じる一日となりました。

 開始からしばらくは水位が高めで経過しましたが後半にかけて減水傾向となり、釣果への影響もやや感じる中ではありました。優勝は丸沼の西側中央寄りに入釣し、浅いタナで40枚に迫る好釣果、準優勝は丸沼の北面、3位は丸沼の東面と上位入賞者のポイントは分散した結果でした。 今季も残り3戦です。 次回は秋の月形皆楽公園です。 by kaitoman